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雑記

生きねば(風立ちぬネタバレあり)

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風立ちぬパンフ

はい、こちらのパンフレットを無事にゲットできたということは、勿論初日公開を見に行ったわけで。


14時半くらいに行きすでに15時台の回は満席。16時で17時台の回が満席。私が見に行った映画館はモンスターズインクもポケモンもあるドル箱映画館なのですが(というかそういう映画館の方が多いのか)風立ちぬのみが売り切れという現象が起きているので、やはり前評判や宣伝、何よりも


ジブリブランド

の強さを改めて実感(`・ω・´)





というわけで見てきた私の感想&考察をつれづれと述べていきたいと思います。ネタバレをがんがん入れていこうと思います。追記に記入していきたいと思います












あっ、ちなみに同じような内容をYahooのレビューにも投稿してあります(`・ω・´;)できれば違う文章が書ければと思ったんだけど今は思いつかなくて……もう少し資料集めてこの話に対しての造詣が深くなったらこっちに追記って形で書かせてください(`・ω・´)











まず冒頭は堀越二郎の子供時代からスタートするのですが、彼は蚊帳の中で眠っている。
夜中目が覚めると屋根の上に何故か置かれている飛行機を軽々と操縦する。
そして人々の喝采を浴びながら上へ上へと飛行していくが、突然黒くおぞましい飛行物体の大軍が押し寄せ、二郎の飛行機を木端微塵にしてしまう。

とそこでこの体験が彼の「夢」であることがわかる。この「夢」を追っていくことこそが、この風立ちぬを理解する上では必要不可欠であると考える。

この話は追いかけ方を間違えると脳が混乱してしまうだろう。何故ならば、現実から突如として二郎の夢の世界へと突入してしまうからだ。前置きはおそらく……ない。「夢」のキーポイントは二郎と夢の中で会話をするカプローニ。1911年にイタリアで実用航空機を製造したメーカーの名前でもあるのだが、彼に憧れを持っている「日本人の子供」という立場で夢の中で二郎とカプローニは会話をする。この会話の中で登場するのは、その時代において発明されている飛行機でもあり、カプローニはその飛行機に対する熱い想いを二郎に常に投げかけ、また二郎も同じように飛行機への想いをぶつける。さらに夢の中で少年は青年になる為の新たな「職業としての夢」を得るのだる。年齢と人種を超えた「飛行機」という新しい技術に対しての想いが重なった瞬間が1つ目の夢なのだ。


という風に、彼ら2人の会話は物語の要所要所で突如として現れるが、何も突如として現れているわけではない。この夢が現れた前後の二郎の人生には必ず転換期があり、その夢こそが彼の「転換期」を観客に伝えているのだ。彼の飛行機作りの転換期だけではない、世界と日本の技術差としての転換もしかり、飛行機というものの概念そのものの転換期もしかり。それを踏まえながら映像を見ていくと、徐々に二郎の「飛行機の形」も夢を通じて変化していることが実に良く分かる仕組みであると考えられる。そしてラストシーンにも夢が出てくる。この「夢」こそ、宮崎駿が遺したメッセージと言われても決して過言ではない、人によっては「え?」と疑問符が出てくるかもしれないが「夢」と共に二郎の人生を追った人間なら、言葉の意味は心にぐさっと入り込むのではないか。


「生きねばならぬ」



「生きねば」は一種の命令形に思えるが私はそうは思わない。「生きろ」と言ったもののけ姫のアシタカと「生きねば」と言った人物(たぶんこれネタバレしたらスタジオジブリに訴えられそうだからここは書かない♪)との間には明らかに人生においてやってきた決定的な差があるのだと思う。



「生きろ」と言ったアシタカは自らの運命を受け入れながらも運命と戦った少年。
「生きねば」と言った人物は自分の憧れ、夢を追いかけた結果あまりにも多くの犠牲を出した大人。




つまり「ねば」という言葉には「罪を背負ってもそれでも自分たちは……」という含みのあるエゴイズムが含まれているからではないかと推測が可能なのだ。



この話を追っていく中でやはりもう1つのポイントは現実の世界だけにしか存在していなかったヒロインの「菜穂子」である。彼女との最初の出会いが二郎が飛行機設計士を目指しひたすら夢を追い求めていた時期に起きた「関東大震災」の日というのも実はひっかかりがあったりする。


物語を描くにあたりこういう「インパクトのある出来事」というのは使いやすい。キーワードとして残しやすい。ただ、私はそれだけじゃないのではないかと思う。



零戦を作り沢山の死者を間接的にとはいえ生み出してしまった二郎。彼が生涯の伴侶として選んだ女性との出会いもまた、沢山の犠牲者の上に成り立っている。この始まりと終わりを結ぶことも一つ「生きねば」というキーワードに繋がってしまうとも考える。



とまあここまでつらつら書いてきたわけだが……さてさて、この映画は奇妙なまでに「静」の映画なのだ。
ドラマティックな要素はたくさんある。描く人が違えば「動」の映画で、盛り上げて盛り上げて最後はー!!!っていう展開にも持って行けそうな題材にも関わらずこの物語は本当に静かで、穏やかな波のように心地いい。



と、そこまで考えた時、この映画は「二郎」を描くというよりも「二郎そのもの」を描くことだったのかと。



どういうことかというと、単に主人公にスポットを当てるだけでは無くて、主人公が見ている世界そのものを映画として表現しているのだということ。



二郎はインテリで思慮深く、秘めた情熱を持つ男。その彼が見ている世界を彼と共に監督は表現したからこそ、夢としての会話であり、設計のシーンであり、そして菜穂子との関係をこのような形で2時間描き切ったのかと。そう考えた時に私は「天才・宮崎駿」の恐ろしさを体で感じてしまった。




この映画、さらにポイントとしてはエヴァの監督を声優に持ってきたこと。もともとジブリのキャスティングに関しては声優ファンなら特に否定的な意見を持っているので今回もさぞ荒れるかなと思ったのですが……私は逆に普通の声優を使ったらNGになった気がする。



理由としては、この二郎という人物は「ノーマル」ではなく、「ノーマル」である人とは違う何かを自然と醸し出している。その要素として「音声」は最も分かりやすいツールとして使われると私は考える。周囲はほとんど役者で固めている中で主役の声はやはりどうしても異質に聞こえるが、この異質さこそ二郎を表現するにはなくてはならない要素だったのだろうと、全編を通じて納得させられた。寡黙な人物は確かに綺麗にはお話しできないんですよ。ちなみにヒロイン役の瀧本さんは声質がも綺麗で、菜穂子という「お嬢様のキャラクター」にとても合っているし、個人的には志田未来ちゃんの二郎の妹役も違和感なく聞く事ができた。

大人のキャストで言うなら中間管理職的立場の黒川を演じた西村雅彦さんを始め、舞台やドラマで活躍する実力派が揃っている為、本当に演劇を見ている気分すら感じる。西村さんは役からしてすでにいい味出しすぎてるが。


ただ、一緒に見に行った母親なんかは「もっと声優うまい人使って欲しい。素人だから眠くなった」というコメントも言っていて、そう考えると人を飽きさせない技術を持つプロの存在は特に「商業」には必要な存在でなくしてはならないんだろうなと。山寺さんとか森川さんとか一声聞いただけですっと聞き入らせるというのはそう簡単にできることではないのだろう。となれば昨今話題になった、ある方の「声優に技術はいらないでしょ?」に反論の声があがるのは無理はない。



ちなみに私は作品を追求するなら、キャラクターが本当にしゃべりそうなトーンで話す人を採用するのはありだと思う。口下手で抑揚のない話し方をするキャラであれば本当にそういうしゃべり方にすればいい。ただしこれはリスクが完全に伴う方法。台詞の意図を完全に伝えられるかはわからないし、何より聞いてる方は不快になる可能性もある。そもそも棒読みの電話が嫌だっていう人もいるくらいなわけで。


というわけで使い方ひとつで変化する諸刃の剣だと個人的には考えてみたり。




個人的に思ったことつらつら書いてみたわけで。当たってるかもしれないし間違ってるかもしれない。ただ、私はこんな見方で見たんだーというただの考察なので、まあ参考になれば嬉しいですし反論があっても構わないとも思っております。大事なのはその作品を見た自分が「どう思ったか」を自覚しそれを「どう自分につなげるか」だと思っているので。
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